撮影  〜第一章〜スタジオ


02

これはある意味本当で、麗子といると自分の意思とは無関係に常に勃起し続け、射精をしても治まることは無いのだ。
「じゃあ勝手にこんなになっちゃうほど私が魅力的ってこと?・・・」
意地悪く言ってるつもりだろうが、お嬢様育ちの品の良さと生来のマゾッ気から、高飛車に聞こえずただの質問になっている。
そんなところがまた可愛いのだが、イメージプレイなのだからこちらも真剣に、
「すみません・・どうか編集の方には・・・」
「そんなこと聞いてるんじゃないの・・私に魅力があるかどうかを聞いてるのよ・・」
「も・もちろんあります・・だから編集の・・」
「いいわ・・じゃあ言うこと聞く?・・・」
麗子はそう言うと私の手を取りスタジオの一角にあるベッドに向かう。
「腰掛けなさい・・」
どちらかと言ったらMの気が強い麗子なら普段は絶対に言わない口調だが、こういったことは真剣にやるからいいのである。
私はうなだれてベッドに腰掛けると
「私のどこが魅力的なの?・・・」
と、私のすぐ前に仁王立ちの麗子。
私が見上げると
「ここ?」
と、乳房を下から持ち上げる。
私は黙っていると矢継ぎ早に
「それともここ?・・ここ?・・ここなのかしら?・・」
軽く腰をひねりお尻を触り、涎を垂らしまくる股間の秘裂を開き、片脚を軽く上げ膝から上に向かって太ももを撫で上げる。
「お・・俺・・・」
「違うの・・じゃあどこなの?・・」
「・・・・」
「聞こえないわ・・・どこなの?・・・」
「か・・髪の毛・・・」
わざと小さい声で言うと
「聞こえないわ・・もっと大きな声でおっしゃい・・・」
麗子も益々乗っているようで瞳を輝かせ、太ももに愛蜜を這わせる。
「麗子さんの髪の毛が・・その長くてツヤツヤの髪の毛が・・・サラサラとなびく柔らかい栗色に輝く髪の毛が・・すごく綺麗で・・・」
大声で言った後
「お・・俺・・・」
小さな声でうなだれる。
麗子は明らかに私の「髪の毛」と言う言葉に反応したようで、一気に滴る愛蜜の量が増え膝を震わせるが、それでも健気にプレイを続ける。
「そ・・そうなの・・・嬉しいわ・・」
そして私の左隣に腰掛けると身体をひねって背中を向け
「髪の毛触っていいのよ・・・」
振り返って微笑む。
私は麗子の背中に広がる栗色の光沢の帯を見つめ、息苦しいほどの興奮の中、声を絞り出す。
「麗子さん・・・はぁっはぁ・・本当に・・」
「いいのよ・・いっぱい触っていいのよ・・・」
私は興奮で震える左手でゆっくりと背中に広がる髪を指先で触れる。
「もっと触っていいのよ・・んっ・・・優しく・・もっといっぱい・・・はぁっ・・」
「綺麗だ・・サラサラで・・柔らかくて・・・」
1/5ほどの量を左手で掬い手のひらに乗せ、右手で手の上の髪を撫で始める。
「あぁ〜ん・・・そう・・いいの・・もっと触って・・・んくっ・・・いいのよ・・髪の毛触っていいのよ・・・」
麗子の周りのシーツは湿り始め、早速いつものように髪の毛で感じ始めてくれているようだ。

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