デリバリー  〜第二章〜もっとサラサラの手触りを


04

夢心地の表情でその破廉恥な行為をする麗子に見とれて私は思わず呟いている。
「綺麗だよ麗子・・」

”私は心の底からそう思う。
私にとって世界一と言える美貌を持つ妻が嬉しそうに私の陰茎を頬張ってくれる。
グロテスクな形状の陰茎を美しい妻が可愛らしいピンクの唇に夢中で咥えてくれる視覚的な興奮は相当なものだ。
しかも、見た目だけではなく小さめの口の中で、知り尽くした私の「ツボ」を見事な舌技で的確に刺激してくれる。
そして、そんな妻も咥えてくれただけで
「ペニスの硬さと熱さで壊れちゃいそうなぐらい唇が気持ち良くて・・」
毎回、陰茎を頬張ってくれただけでフィニッシュを迎えてくれる。”

この時も陰茎を咥えたまま頭を動かし
「ん・・んっ・・・・んんん〜〜〜っ・・・」
と、麗子は満足気に漏らしてくれる熱い吐息と髪の毛から発散される甘いフェロモンの香りで昇り詰めたことを教えてくれる。
「可愛いよ・・フェラチオでイッてくれて・・」
咥えたまま少しの間動きが止まり、呼吸を整えながら再びゆっくりとしゃぶり始める『いつものフィニッシュを迎えてくれた時の反応』に私は嬉しくなる。
落ち着きを取り戻した様子の麗子は
「あ〜んっ・・ペニスすごい熱くて・・・お願い私の髪触ってください・・・・髪で・・髪の毛で興奮してください・・・・」
懸命にイメージプレイの役柄になりきり、囁きながら陰茎をしゃぶり、ねっとりと舌を絡ませる。
立ったまま丹念なフェラチオを受ける私は『髪の毛を触りたい』衝動を必死で抑えている。
端整な顔を快感で歪ませながら嬉しそうに咥えている視覚的興奮と素晴らしい舌の動きの物理的な刺激で放出寸前なのに、髪の毛に触れる至福の快感がプラスされたら間違いなく暴発してしまうからだ。
そしてそれ以上に、今はまだ快感に耐えて健気に出張風俗のイメージプレイを続ける麗子を焦らし、可愛がりたい。
そんな思いから髪には触れずにいるのだ。
しかし、私は眼下に揺れる栗色に輝く頭頂部を見ながら
「麗子さんの髪触っていいの?」
敢えて問いかける。
麗子は口から離した陰茎をゆっくり扱きながら
「はい・・・私の髪の毛を触ってください・・大切に伸ばした長い髪を・・・長い髪の毛を触って欲しいんです・・・」
顔に触れそうなぐらい陰茎を近づけて、すがるような眼差しで私を見上げて、慣れた手付きで握った手を上下させる。
美しい顔と陰茎を扱く卑猥な手付きの対比に私の興奮は増すばかりだ。
「本当に素晴らしい髪の毛だ・・こんなにツヤツヤに輝く栗色の髪を・・・こんなにサラサラな柔らかい髪の毛を・・・・」
言いながら、ヘアゴムの結び目の下まで手を伸ばしていくがまだ触らない。
「あぁ〜・・髪の毛で・・んっ・お願いです私の・・・あ〜ん恥ずかしい髪で・・あっあぁぁん・・触ってください・・お願い髪の毛・・焦らさないで・・髪の毛・髪の毛触ってぇぇ〜・・・」
切なそうな表情で髪への愛撫をねだる麗子は、髪フェチの客を相手にしている風俗嬢の演技と髪の毛を開発された淫妻の現実が入り混じっているようだ。
「この素晴らしい髪をこんなに伸ばして・・髪フェチのために・・・髪フェチからザーメン搾り取るために・・・・」
「いや・・そんな私・・・髪が・・・・長い髪が好きだから・・」
「長い髪が好きだから?・・・」
「はい・・だから私の髪で悦んでもらえるなら・・・私の長い髪の毛で・・あぁぁん・・もうだめ・・・お願い触って・・髪の毛触ってJeyに興奮して欲しい・・・髪の毛で勃起して、髪の毛で濃い愛をたくさん出して欲しい・・」
私の名前を呼び、私たちにとって一番の淫語の『髪の毛』を連呼して、私たちが『愛』と呼ぶ精液を欲しがる様子から、既に風俗嬢の演技ではないのだろう。
思った通り、髪に触るのを焦らしたことで麗子自ら髪の毛に求めて、いつもの髪の毛にねだる時のように従順にうつむいて髪の毛を差し出してくれる。
「お願い・・Jeyの愛してくれる長い髪を・・・Jeyの大好きな茶色い髪の毛触って欲しい・・・髪で・・髪の毛で出して欲しいの・・・髪を愛してくれるJeyのために伸ばした大切な髪の毛で・・」
明らかに演技を忘れた麗子は、うつむきながら静かに哀願する肩が小さく震え、壊れそうなぐらいに儚く思える。

私たちの性生活       home       前       


Template[Web Parts Plant]
動画 アダルト動画 ライブチャット