デリバリー  〜第二章〜もっとサラサラの手触りを


03

「いい髪だ・・こんなに伸ばすなんて旦那さんも髪フェチなの?・・」
程なく天国から戻ってきた麗子の髪の毛を再び撫で下ろしながらイメージプレイの再開だ。
手のひら全体に感じる滑らかでシルキーな感触に、はち切れそうな程にいきり起った陰茎が早くも疼き始める。
その疼きを静めようとばかりに、私は髪を撫で続けたまま少し腰に力を入れて麗子の下腹部に陰茎を押し付ける。
「あっ・・・はぁ・・」
それを受けて恥ずかしそうにうつむいていた麗子は軽い喘ぎの返事。
「そうだよなぁ・・こんなに最高の髪の女性(ひと)を奥さんにしたら伸ばしてもらいたいよなぁ・・」
私はいつものように全裸で、押し付けた陰茎をゆっくりと麗子が着ているワンピースに擦り付けると生地には早くも先走りの透明の粘液が染み始めている。
「旦那だけがこの髪を使って色んなことできるんだ・・・本当にいい髪だ・・サラサラで柔らかくて・・・」
髪を撫で続けながら麗子の耳元で髪の毛を言葉で愛撫する。
美しいストレートヘアだけが持つ官能的なサラサラと滑るような触り心地と、柔らかさを表現するように指に纏わりつくような感触はそれだけで麗子の最高の髪質を物語っている。
「最高の髪だ・・・しなやかな感触・・滑らかな指どおり・・」
耳元で囁く言葉で髪の毛を愛撫する。
「んっ・・触ってください・・・私の・・・あぁ〜・・私・・・」
麗子は私のお尻に手を回し、押し付けた陰茎に更に強く圧をかけてくれる。
「んんん・くっ・・・あんっ・・・・あんっ・・・・」
もどかしそうに腰を揺らして陰茎を更に強く刺激する。
切なそうに何かを耐えている表情の麗子は、
「お願い・・また・・・私・・」
と、囁きながら私の口に唇を押し付けると、焦るように挿し込んだ舌が私の舌を求める。
口中に女の甘いフェロモンが香り、麗子の興奮を知らせる。
「んっ・・んんっ・・・・」
夢中で唇を貪り、狂おしげな吐息を漏らす麗子はもどかしそうに私の頭や背中を撫で回し、陰茎が押し当てられた下腹部を艶めかしくゆっくりと揺り動かしている。
興奮を隠し切れない麗子を焦らそうと、私は髪を撫でる手や擦り付ける腰の動きを止めてされるがままになっている。
「お願い・・もっと触っていいの・・・髪を・・私の髪の毛を・・・」
口づけを繰り返しながら麗子は髪への愛撫を求め始め、次第に私の身体にキスをしながらゆっくりとしゃがみこむ。
「あ〜ん・・素敵・・・」
言いながら、目の前の陰茎の根元を押さえてうっとりとした表情で頬ずりをしている。
「おぉ・・・・」
思わず声が出てしまうほど、陰茎に感じるまで端整な顔のラインを強く顔に押し当てて、本当に愛おしそうな表情で頬ずりをしてくれる。
「すごい・・・はぁはぁ・・・すごく硬くて・・すごく逞しい・・」
嬉しそうに微笑むと、大きく口を開けて頬から透明な粘液の糸を引かせて一気に根元まで飲み込む。
「じゅるぅ・・・んはぁっ・・・じゅるっ・・・」
卑猥な音を立てて咥えたまま頭を前後させる。
「あぁ〜んすごい・・・じゅるぅ・・・・こんなに硬くて・・んんん・・すごく熱くて・・・・」
私はうっとりとした表情で陰茎を頬張る麗子の肩を押さえて、一心不乱に陰茎を堪能している様子を見下ろしている。
ハーモニカのように陰茎の真ん中を横に咥えて舌を動かしたかと思うと、
「あ〜・・たまらない・・・私の髪で勃起して・・こんなに硬く・・・あぁ〜ん・・・素敵よ・・・・」
イメージプレイを忘れているかのように喘ぎ声を上げながら、舌先で丹念にカリの裏を舐め、そのまま陰茎を咥えて瞳を輝かせて私を見上げる。

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