出逢い  〜第六章〜そして始まる


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いよいよ、これから同棲初夜を迎える、先にシャワーを浴びて真新しいパジャマを着て私は麗子を待っている。
麗子もシャワーを浴び寝室へ入ってきた。
大き目のダブルベッドに横たわる私は麗子が入ってくると同時に若茎が硬直をし始める。
今日だけで五回も放出しているはずなのにあまりの反応の良さに私は不思議に思ったが、
『よく考えたら、さっき麗子がうちの親と挨拶してる時だって』
しかし、そんなにシリアスな場面でも硬い屹立は一向に治まらないのだ。
改めて思い出すと
『麗子を見ているだけで、麗子の香りを嗅ぐだけで、いや、麗子と同じ空間にいるだけで勃起し続けている』
私はそれほど麗子に惹かれていることに今やっと気が付いたのだ。
私は上体を起こし、改めて
「愛してるよ麗子、絶対に麗子を幸せにするからね」
横に腰掛けた麗子の手を取る。
麗子も
「本当に幸せ・・これから始まるのね私たちの愛の生活が・・・」
瞳を潤ませて私を見つめる。
お互い少し緊張しているのか、手を繋いだまま動かない。
しかし、それもほんの少しのことでいつしかどちらからともなく唇を合わせ、初夜を堪能し始める。
軽いキスから徐々に濃厚なディープキスに移ると、麗子は甘い溜息を漏らし始める。
「あぁん・・好きよJey・・これからは毎日愛して・・・毎日いっぱいエッチしてね・・・」
麗子は昼間よりも大胆になってきている。
しかし、私にはそれが強がってるように見えてちょっと意地悪をしてみたくなる。
「もちろんだよ麗子・・毎日何回でも愛してあげる・・麗子で興奮して俺のペニスが硬いのわかるでしょ?・・」
麗子の手を取りパジャマの上から硬直した若茎を触らせる。
「ぁんっ・・だめぇ・・恥ずかしい・・・」
麗子はそれに触れると反射的にビクッと手を引っ込めてしまう。
私は麗子が本当はすごく恥ずかしがりやで奥手なのに気付き、
『俺がスケベだからそれに合わせてくれようとしてる』
と、確信し、その健気さが堪らなく愛おしく思えた。
「可愛いよ麗子・・これからずっと愛し合えるんだから・・最初は俺を受け入れてくれるだけでいいんだよ・・恥ずかしいことは恥ずかしいって言ってね・・・麗子ができることだけしてくれればいいんだから・・」
もとより童貞の私にだってそんなに知識もテクニックもあるわけじゃないが、こう言うことで麗子が自然体になれればと思って言ったのだった。
「ありがとう・・私・・Jeyにもっと気持ち良くなってもらいたかったから・・ごめんなさい・・・」
「俺は麗子が感じてくれればそれで気持ち良くなるんだよ、だから、ねっ・・・」
そのまま、横たわる麗子の上に乗り、同棲初夜を迎えた。

同棲を始めて、最初の放出は恥ずかしがる麗子を思い優しく繋がった。
二回目の放出は麗子の恥ずかしさも薄れてきたのか、お互いに相手を求め合った。
そして、三回目はより激しく求め合い、麗子の方から髪への愛撫を求め始める。
「お願いJey・・髪の毛も触って・・・嬉しかったの・・Jeyに髪をほめられてすごく嬉しかったの・・」
「いいの?・・髪を触って・・・」
「ありがとう・・今まで私に気遣ってあまり髪を触ったりしてくれなかったでしょ?・・でも遠慮しなくていいのよ私の髪は全部Jeyのものだから・・・お願い髪触って・・」
「本当に全部俺のものにできるんだね・・・最高に気持ちいいよ・・」
私は麗子の髪を撫でながら腰を動かす。
「気持ちいいの・・私も髪の毛触られて・・・あっ・・恥ずかしいけど髪の毛触られると気持ちいいの・・・・」
麗子はそう言いながら自慢の髪を私の口元へ差し出し髪へのキスを求める。
「お願い・・はぁっはぁっ・・・髪にキスして・・髪にキスされて感じたいの・・・・」
私は麗子が差し出す髪にキスをしてそのまま口に咥える。
「嬉しい・・あぁ〜ん・・・私の髪をJeyがキスして・・感じちゃう・・・恥ずかしい・・もう私・・・あ〜・・」
私はこの時生まれて初めて髪の毛を口に入れたのだ、当然ながら猛烈に快感と興奮が押し寄せ一気に射精感が昇ってくる。
髪の毛を咥えながら麗子の唇に唇を合わせて髪の毛を二人の唾液で濡らす。
そして次の瞬間、髪キスを交わしながら二人で同じタイミングの頂点を向かえられた。
三回目の放出を終えて、私たちは少しの間繋がったまま同棲初夜の余韻に浸っていた。
「Jey・・愛してる・・すごく気持ち良かった・・髪を口に入れてキスするのも感じちゃったし・・・」
「最高だったよ・・麗子・・髪でキスしてイッてくれて・・」
「恥ずかしいけど・・私、髪で感じちゃうの・・Jeyが髪大好きだから髪で気持ち良くなっちゃうのかな?・・・」
「嬉しいよ麗子・・もっともっと髪で感じさせてあげる・・・いっぱい髪を愛したいから絶対切らないでね・・」
「うん・・もちろん切らないわ・・長い髪の私を一杯愛してね・・・」
「ゆっくりと髪で感じるようにしてあげるからね・・ねっもう一回いい?・・」
「嬉しい・・これからもずっと愛し続けてね・・私も・・私の髪の毛も・・・」

結局、私たちはほとんど寝ないでさらに何回も愛し合い、朝を迎えた。
ボーっとした頭のまま学校を終えて、いよいよ麗子の父親と会う時間だ。
緊張でよく覚えていないが、二人のことは賛成するし見守ってくれると言ってくれた。
ただ、コネを使って決めた麗子の就職については
「私からなりたいってコネまで使って決めてくれた仕事なのにごめんなさい・・でも、もうJeyと離れられない・・」
「大丈夫、このままJey君と暮らして構わないよ・・まぁちょっと寂しいがな・・・」
「ごめんなさい・・でも、本当にパパ?就職しないでJeyと暮らしていいって本当に大丈夫なの?」
麗子の問いかけに
「大丈夫心配しなくていい、私に少し考えがある」と、言っていたが・・・

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