出逢い  〜第五章〜花開いていく


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しかし、明らかに緊張の面持ちで顔を真っ赤に染め若茎を見つめたまま動けない。
そんな麗子を見て、私は内腿に力を入れてビクンッと若茎を動かす。
「えっ・・うそ・・・動いてる・・・」
初めて間近で見るそそり起った男の軸から目が離せない。
「さぁ気持ち良くして・・麗子のやりたいようにしてごらん」
私は麗子の緊張を見破り、リードし始める。
「ねっ麗子の綺麗な髪で興奮してるの分かるよね・・・早くここから気持ちいいのを出してあげて・・」

”妻はその時のことを思い出しながら語ってくれる。
「やっぱりすごく恥ずかしかった・・」
保健の授業でしか知識が無いに等しかった妻はただ呆然と、固まったように男軸を見つめ緊張で声も出なかったそうだ。
初めての時は
「私の方が年上なのにすっかりリードされて・・・」
私に何回もイカされてしまった。
だから、髪で興奮している私を
「今回はイカしてあげる」
と、意気込んでいたのだが恥ずかしさのあまり何も出来ず、思わず目を逸らしてしまったのだそうだ。”

「ねぇ・・髪で勃起してるんだ・・俺って変態かな?・・でも髪触ると出ちゃうよ・・柔らかさで射精しちゃうよ・・・」
明らかに恥ずかしがって目を逸らした麗子を見て嗜虐心が芽生え、いやらしい言葉を浴びせる。
「う・・うん・・髪触って・・待ってね今・・・」
と、目を逸らしたままひっつめた髪を肩越しに前へ持ってくる。
「麗子見て・・綺麗な髪のせいで勃起してるんだよ・・世界一綺麗な麗子の髪で・・・さぁ見てごらん・・・いやらしいペニスを見てほしいんだ・・もうすぐ出ちゃうから・・・濃厚な俺の精子が出ちゃうからね・・・」
さらにいやらしい言葉を投げかける。
麗子は身体をひねり頭を後に向けて
「触っていいのよ・・髪で興奮して・・・」
声が上ずっている、麗子も興奮してきているようだ。

”妻は更に言う
「まるで髪を犯されているみたい・・」
髪を触り続ける私の声と、軽く引っ張られる髪の感触に妻も身体の奥の疼きは昂ぶってくれて、
「気持ちいい・・髪触られてすごく感じてる・・私どんどんいやらしくなっていく・・髪を触られて感じる淫乱な女になっていく・・・」
そのことが嬉しく思え、自分の中の女が一気に花開いていくのを感じていたのだそうだ。”

私は見る見る荒くなる麗子の吐息を感じて
「嬉しいよ・・麗子も髪触られて感じてるんだね・・・気持ち良くなって・・髪で感じて・・」
と、両手で髪をしごくような愛撫を始める。
右手を結び目の下で握り、毛先に向って手を滑らす。
毛先に着く前に左手で同じように結び目の下の髪を握ると右手を毛先に向かって滑らす。
両手で交互に髪を握り滑らす、緩急をつけて優しく髪を愛撫する。
私の動きに呼応して麗子は淫らな声を上げ始める。
「だめっ・・何で?・・髪気持ちいい・・・ねぇ・・イッて・・Jeyに感じてほしい・・・出してほしいの・・あんっ・・精子出して・・・」
と、遂に耐え切れなかったのかに淫らな声を上げてしまう。
私は後ろを向いたままの麗子に
「お願いだ・・見て・・髪で・・髪を触ってるだけで出そうだ・・・麗子・・髪で・・髪で射精するところ見てほしい・・・」
と、懇願する。
「いや〜んっ・・恥ずかしい・・お願い苛めないで・・・ねっ・・出して・・髪で・・私の髪で気持ち良くなって・・・」
首を左右に振りいやいやをしながら本気で恥ずかしがる。
髪を握った私の手とヘアゴムの間で揺れる髪の毛が堪らなく色っぽい。
私はいたぶりたい衝動を抑えきれずに立て膝を付き、麗子を強引に振り向かせ、見せ付ける。
麗子が目線を斜め下に移すとヒクヒクと引き攣り先端からはタラタラと薄白濁の先走り汁を垂らす若茎が見える。
少し見た後は私を見上げ
「お願い許して・・・恥ずかしい・・こんなに・・はぁ・・いやらしくて・・・んっ・・だめ・・」
途切れ途切れに切ない声で哀願するが、瞳は潤み頬を紅潮させ明らかに興奮している。
麗子の興奮を察知して、眼下にある頭を撫でながら私は説得するように
「ねっ・・愛してるから見てほしいんだ・・・麗子の髪で・・綺麗な髪で興奮してる俺を見てほしいんだ・・わかるだろ・・俺がどれだけ麗子を愛しているか見てほしい・・俺のペニス見てっ・・・」
麗子に見せたい気持ちを吐露する。
撫でている手は、もう一度結び目を弄(いじ)り太い髪束を触り始める。
「もう我慢できないよ・・髪が気持ちよすぎて・・・柔らかくて・・細い髪が指に絡みついて・・・麗子愛してる・・ねっ・・見てほしい・・・麗子の髪だからこんなに勃起してるんだ・・・いっぱい麗子への想いが出てくるの見てほしいんだよ・・・」
「私への想い・・・」
呟くと、麗子はゆっくりとうつむいて私の若茎を見つめる。
「出そうなの?・・出して・・・恥ずかしいけど見たいの・・・あんっ・・Jeyが気持ち良くなるところ見せてほしいの・・」
若茎を凝視し息を荒くしている。
髪を愛撫され、暴発寸前の若茎を見せられた麗子は女孔に手を伸ばし、豆の鞘を弄(いじ)り始める。
バスローブに手を入れ無毛の丘を手のひらで押さえる。
「あ〜んっ・・・ねぇ感じてきちゃう・・出して・・一緒に終わって・・・はぁっ・・はぁん・・」
グリグリと押さえつけて私に追い付こうと自慰をしながら、私の若茎を見つめ
「男の人ってしごくと気持ち良くなるんでしょ?」
と、私の下半身へ空いた手を伸ばそうとする。
それを
「待って・・見ててごらん・・」
と制止すると、私はひっつめ髪の髪束を優しく掴んで手の上で弄(もてあそ)び始める。
麗子は、優しく指を動かし手触りを愉しむ私の手元と髪を触った途端ヒクッと痙攣を始めた若茎を交互に見ている。
見られて余計に興奮が盛り上がっている私は
「あ〜・・見てる・・可愛い麗子が髪で勃起してるペニスを見てる・・髪で・・髪の毛で・・・」
と、わざと麗子に聞こえる声で昂ぶりを露にする。
「んくっ・・イキそうなの・・・髪触られて・・感じてる・・だめ・・あ〜ん・・我慢できないJey・・なんでっ・・・髪いいの・・・恥ずかしい・・出して・・お願い一緒っ・・・・」
麗子も裂け目をなぞる指の動きは早くなり法悦を迎える寸前のようだ。
「麗子可愛いよ・・髪で感じてるの?・・麗子・・俺も出そうだ・・柔らかい・・髪・・髪の毛・・・出るよっ・・麗子見て・・可愛い麗子で出ちゃうんだよ・・・」
私は快感を麗子に聞こえるように口に出し、発射のタイミングを知らせる。
柔らかい髪束をきつく握り締めると、私の若茎はビクンッと大きく暴れて一塊の白粘液をほとばしらせる。
その塊がシーツに落ちると同時に若茎をヒクッヒクッと二回揺らして、小さい塊を三個放出する。
麗子はその一部始終をしっかりと見つめながら同時に自分も終わりを迎えるようだ。
「あ〜ん・・イク・・イッちゃう・・・髪で・・出してくれて・・Jey・・はぁ・・・・Jey・・私の髪で・・・・」
と、秘裂を撫でる控えめな自慰だけでよがり声を上げ身体を硬直させる。
「最高だよ麗子・・髪だけで沢山出して・・ねっ・・見てくれてたよね・・綺麗な髪だけで出ちゃったんだよ・・・」
尚も髪を触りながら余韻でテンションを上げ、遂に触れることなく放出をした若茎はまだ脈動が止まず、濃厚な白濁が茎を伝い滴り落ちる。
麗子は虚ろな眼差しを宙に彷徨わせ
「すごい・・沢山・・髪で・・・」
と、呟き、放心している。
「気持ち良かったよ・・サラサラの髪愛してる・・麗子に見られながら麗子への想いを・・美しい髪の毛を触りながら麗子への愛を沢山出せて・・最高だった・・」
と、握り締めていた髪束にキスをし、撫で続ける。
「それに、麗子も髪を触られて感じてくれた・・さっき髪にキスした時にも感じてくれてたよね・・・嬉しいよ、髪を触られて麗子も感じてくれるなんて・・・すごくエッチで・・最高に幸せだよ・・」
髪の一本一本に神経が通ってるかのように、触れるたびに反応を示す麗子に私の興奮は治まりきらない。
麗子は虚ろな表情で、髪で感じていることを悦んでいる私を見て、
「幸せ・・・」
と、呟き、少しずつ視線がはっきりとして、正気に戻る途中も麗子はうわ言のように
「私の髪で出してくれた・・・嬉しい・・・」
と、呟いて私を見上げる。
そして、興奮で潤んだ瞳で私を見つめ
「すごく気持ち良かった・・・髪の毛も・・」
私はティッシュを取り麗子に渡し、自分でも先端とシーツに飛んだ飛沫を拭った。

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