愛妻・麗子 第三章〜恥じらいのお下げ髪〜
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陰茎に一度も触れないのに大量の精液を放出してしまうほど、麗子の髪は私を興奮させてくれる。
そして、麗子も、髪を見られ、触れられ、梳かされただけで何度となくイッてくれたことからも、髪は麗子にとって最高に敏感な性感帯であることが理解できる。 こうして髪を梳かす行為は私たちにとって究極の前戯だ、普通のカップルがキスをして互いに愛撫しあうように、私は麗子の髪の毛を愛撫し、麗子はその素晴らしい髪の毛を私に堪能させてくれる。 今も性器に触れることなく二人とも絶頂を迎えることが出来るほど愛し合えた。 美しい髪は、簡単に私から精液を放出させ、自らもその髪の毛を梳かされて何回も果ててくれた。 気持ち良い射精の余韻の中、私はこれから始まる二人の愛の時がどれだけ激しく濃密かを想像し、そして今日もいっぱい髪の毛を使って愛し合えるかと思うと、毎日のことながら胸が高鳴ってしまう。 「も〜・・いつの間にコンドームなんて・・髪にかけてほしかったなぁ・・・」 しばし放心していた麗子は悪戯っぽく微笑みながら慣れた手付きでコンドームを外し、上を向くとコンドームの先端を持って逆さまにし、垂れ落ちてくる精液を嬉しそうに飲み始める。 舌の上に精液を溜めてうっとりとした表情で喉を鳴らすと、 「あぁ〜・・たまらない・・・」 呟きながら満足気に首をゆっくりと左右に振り瞳を閉じる。 そして、コンドームを裏返しながら濃厚汁を人差し指で拭い、その指をおいしそうにしゃぶる。 無心で指に付いた私の精液を舐め取りながら、息は荒く虚ろな瞳は宙を彷徨う。 そして、一気に装着口を唇に当て舌先で器用に内側を舐め取り、喉を鳴らして最後まで私の精液を飲み干す。 「あぁ〜ん・・おいしい、すごい濃くって・・・あんっ・・だめっ・・・Jey好きよ、愛してる・・あぁ・・嬉しいの・・・濃くて・・熱くて・・・愛いっぱい・・・嬉しい・たくさん出してくれて・・・あはぁ〜ん・・愛・・Jeyの愛・・イク・・はぁはぁ・・纏わりつく・・喉・・感じる・・・イキそう・・濃くて・・・愛すごくて・・ あぁん・・・いやっ・・また・・・あぁんっ・・・JeyJey・・・イクっ・・・・」 そう言い残すと麗子はうっとりとした表情で首をもどかしげに振り、再び昇り詰めてくれたようで腰掛けていた机から再び水音を立てて愛蜜を滴らせる。 ”私の満足のエキスは妻にとって最高のエクスタシーなのだそうだ。 いつも、 「口中に広がる纏わりつくような濃厚さや鼻に抜けるような牡の独特の匂い」 を飲み干し、もう一度クライマックスを迎えてくれる。 妻に言わせると 「愛するJeyが私でイッてくれた悦びで」 絶頂に達するらしく、 「Jeyの愛を飲んでる時が、どんな時よりも一番気持ちいいの。だってJeyが気持ち良くなってくれた証拠だから。」 と、なんとも可愛いことを言ってくれる。” 髪を愛撫し、梳かされ続け、夫婦同時を愉しむことが出来た私たちは本当に満足感の夢心地にいた。 髪を見られ、愛撫されるだけで何回もフィニッシュを迎え、そして私の精液を飲んで更に昇り詰めてしまった麗子。 麗子自慢の髪を梳かし触れただけで一度も陰茎に触れることなく射精してしまった私。 お互い愛する相手を満足に導いた充実感を心地よく感じていた。 「最高だよ麗子、綺麗な髪を見てるだけで、いやらしい髪に触っただけで、我慢できなかったんだ」 「嬉しい、私の髪でいっぱい感じてくれて・・・」 「本当、すごい気持ち良かったよ」 ツヤツヤに輝く栗色の光沢、全ての官能を刺激するようなサラサラの感触、柔らかな麗子の髪はそれだけで私を容易くフィニッシュまで 導いてしまう。 その美しく長い髪は今からやっと結わかれようとしている。 「よし、梳かし終わったから今度は先生が結んであげるからね、さあ、どうゆう風に結んでほしい?」 淫汁で濡れたままの机に座る麗子の横に立ち、私は優しく耳元で言った。 「うふっ先生、やっぱりきっちり結んでもらいたいなぁ、真面目な女子高生なんだから・・・清楚でおしとやかに耳をきちんと出した後ろ二つ結びとか・・・」 淫靡な人妻の誘惑臭を身体中から発散させ、髪の毛だけで何度も果ててしまった淫乱な牝だった麗子は、そんな卑猥さをまるで感じさせないほどの笑顔で微笑んだ。 さっきまであんなに乱れ、何度も悦楽の頂点を迎えたあげく、コンドームに溜まった私の精液を飲み干すはしたない態度など微塵も感じさせない程に、清純であどけなさの残る可愛いい笑顔や、恥じらいすら感じさせる整った顔立ちは清楚でおとなしめな髪型も良く似合う。 私はにっこりとうなずき、起用に櫛を使い麗子の量が多い髪を二つに分け始める。 もちろん、髪の毛への興奮で、いつ射精が始まっても大丈夫なように麗子に気付かれず、もう一度コンドームを装着している。 ちょうど真ん中で美しいヘアラインを残し、分けられた髪の左半分を下からすくい上げるように優しく掴みもう一度ブラッシングを始めた。 半分の量なのに重さを感じてしまうほどだから、いかに麗子の髪は量が多いのか。 今から、その素晴らしいボリュームの髪を濃い目の茶色いヘアゴムで纏めていくのだ。 |