愛妻・麗子  第一章〜恥じらう女子高生〜


03

時刻は8時を回った頃、誰もいない教室に一人の女子高生が入っていく。
結んでいないロングヘアを背中側に下ろし、夏用の白いセーラー服を着たその娘は所在無さげに教室の一番端の机にもたれかかる。
そのすぐ後、私は教室のドアの前に立っている。
少し鼓動の早くなっている私は、息を整えて教室のドアを開けるとそれに気付いたその娘はにっこりと微笑んでドアから入ってくる私を見る。
そして、手首を見られていることに気付いたその娘は見る見る顔を赤く紅潮させ、モジモジと恥ずかしそうにうつむいてしまう。
私は、にっこりと微笑みながら女子高生に歩み寄っていく。

”私たちは出逢った日に初めて愛し合い、その日から妻の父親の持つ超高級マンションの一室で同棲を始めたのだが、最初の頃こそ一つのベッドで寝ていたが、まるで盛りがついた獣のようにお互いが何回も求め合い過ぎて睡眠不足になってしまい、仕方なく別々の部屋で眠り、睡眠以外の時を二人で過ごすことにしている。
今のマンションは設計の段階で眠るための寝室以外にも「愉しむため」の寝室を造り、それ以来、二人で愛し合う時間はプレイルームである「愛の寝室」で過ごしている。
ペントハウス2階の1フロアを占める「愛の寝室」はベッドルームが5部屋、浴室が2部屋、それにイメージプレイ用に様々な趣向を凝らしたシチュエーションルームが何部屋かある。
ベッドルームには愛し合う時に妻の長い髪がベッドから落ちないように大型の特注ベッドと簡単なバスルーム。
シチュエーションルームは電車内、教室、オフィス、診察室、病室、キッチン、飛行機の機内、ホテルのバー、エレベータ、公園等があり、色々なイメージプレイを愉しむことが出来る。
浴室は高級ソープランド仕様でこれもイメージプレイの一種なのだが、ソーププレイが愉しめる。
ソープ嬢の時の妻は、髪の毛が濡れないようにアップに纏めて、その纏め髪がほどけてオープンロングになるまで愛し続ける。
もちろん、浴室とシチュエーションルームは全てベッドルームに繋がっているし、全ての部屋には二人が愛し合う姿を自動で撮影できるように最新鋭高性能の機材が配備されている。
3階の妻の「寝室」には衣装部屋があり、ナースの白衣やOL、バニーガール、体操着からキャビンアテンダント、女子高、アンミラ、婦警等 の制服から、スポーツウェア、バドガールやバニーガール、メイド服、他にも私服や水着、和服、毛皮まで全てが揃っている。
着物などは数百万以上するものもあるが、私との愛欲の日々を過ごす妻は、二人で暮らし始めてから殆ど外出をしたことが無く、妻が持っている全ての衣装はプレイ用に使っている。
そのコスチュームも私の方からシチュエーションに合わせてリクエストする時もあるし、妻の方から着たいコスチュームで誘ってくる時もある。
お互い特にリクエストの無い場合も妻は必ず何かを身に纏って現れるが私は大概を裸で過ごす。
恥ずかしがりやの妻は始めから一糸纏わぬ姿で私の前に来ることが好きではないこともあるが、看護婦に性の手ほどきをされる患者、美しいCAに迫るセクハラ乗客、電車内で女子高生を執拗に責める痴漢、フレアスカートにカーディガンの若妻に誘惑される宅配業者、清楚なワンピース姿のOLとデートするカップルの男や高価な振袖を着た令嬢の見合い相手までもが全て全裸で勃起した男という、現実にはありえないアブノーマルな感じが私たち夫婦を更に興奮させる。 ”

先にも書いたが、私たちは毎朝のモーニングコールでどんなシチュエーション、コスチュームがいいか打ち合わせをする時もあるし、もちろん一番大事などんな髪型にするか、誰がヘアアレンジするかを打ち合わせもする。
しかし、今日は麗子に考えがあるようで、「愛の寝室」に入るまでどの部屋を使ってプレイをするのか、どんな髪型なのか全く分からない。
私は全裸で「愛の寝室」に向う、毎日のことなのにこれからの愛しあう時を思うと、初めて麗子を見て、初めて女性を(本当の意味で)好きになった時のように、鼓動が早くなり胸が締め付けられる。
私たちは、お互い初めて好きになった相手と出逢ったその日に結ばれ、同棲を始めたので、あれから月日が流れても今も初恋の真っ只中なのかもしれない。
そう思わずにはいられない程、会えない時間(睡眠時間だけなのだが)がもどかしく、麗子のことを思うと切ないほど息苦しくなる。
「今日はどんなプレイなんだろう?」
私はこれから始まる愛の時間に期待を込め呟いてしまう。
『それにどんな髪型かな?』
麗子の綺麗な長い髪がどんな髪型になっているかを考えるだけで期待で胸が膨らむ。
ドアを開け「愛の寝室」に入っていくと、教室のシチュエーションルームに入室ランプが点いているのを見て、制服に似合う清楚な髪型、特にきっちりと結んだ真面目そうな髪型を想像して早くも陰茎に血液が流入し始める。
初々しい女子高生を姦(おか)すプレイか、それとも、同級生同士の放課後プレイか、いつもの通りアドリブで始まるイメージプレイに私の妄想は止まらない。
ここまで書いたら分かるとおり、今日の私たちのプレイは教室から始まる。それが、冒頭のシーンだ。
私はドアを開けて期待に膨らむ胸を抑えるように教室(と言っても擬似のプレイルームなのでそれほど広くは無いのだが)に入る。
いつものことだが、麗子の髪の毛から発散される甘い香りが教室中に漂い、私の陰茎は無条件で瞬時に最大限の反応を示し、痛いほどに硬直し、鼓動に合わせてヒクヒクと脈を打っている。
視線を教室の片隅で待っていた麗子に移すと、麗子は恥ずかしそうに佇んでいる。
予想に反して、清楚にきっちりと結んだ髪ではなく、長い髪の毛を下ろしただけの髪留め一つ着けていないオープンロングの髪型に白い夏用のセーラー服を着た麗子は、はにかみながら軽く微笑む端整な顔は華やかで美しく、笑顔は少女のあどけなさを感じるほど可愛らしい。
その整った顔からは、日々牝犬のように快感を貪り、私によって開発された麗子の「一番感じるところ」を触れただけでもイッてしまう程の淫乱さは微塵も感じることは出来ない。
それどころか、一途に私だけを愛し続けてくれる昔の大和撫子のようなしとやかさと、育ちの良さがにじみ出る清楚で上品な貴婦人のような美しさは高貴なオーラすら醸し出している。

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