ソープ遊びpart2  〜第一章〜口で受け入れて


01

「いらっしゃいませJey様」
いつものように高級ソープランド『愛妻物語』の人間型アンドロイドの支配人が私を迎え入れてくれる。
「いつもありがとうございます。麗子嬢のご予約でよろしかったですね?」
全裸の私はうなずく。
「麗子嬢もJey様のご予約楽しみにしております」
と、おべっかを聞きながら待合室に通されると、程なくしていつも通りに私の股間は反応し始める。
「失礼します」
スーッとカーテンが開いて支配人に促され麗子がひざまずく。
部屋に入る前から微かに漂い始めたボリューム満点の髪の毛と身体中から発散しているほの甘いフェロモンの香りは今日も私を容易く勃起させてくれる。
「いらっしゃいませJey様、また指名してくれてありがとうございます」
にこやかに挨拶する麗子は仕立ての良さそうなミニのワンピース姿でお辞儀をする。
「嬉しい・・Jeyさん1週間も経たないのにまた遊びに来てくれて・・・」
腕を組みながら甘えるようにプレイルームへ向かう麗子はすっかりソープ嬢になりきっている。
「この前の三つ編みの麗子ちゃんがとっても良かったからまた来たくなっちゃってね」
私の軽口に麗子は
「ごめんなさい・・三つ編みのほうが良かった?・・」
と、いたずらっぽく微笑む。
華やかなその笑顔はどんな髪型でも私を悦ばすことができる自信に満ち溢れているのか、清々しさすら感じさせるほど屈託のない笑顔だ。
そんな笑顔はまた、私の欲望に火をつけるには充分すぎるほど魅力的だ。
「そんなことないよ、今日の髪型だって栗色の長い髪に似合ってとても綺麗だよ・・・って、いやごめん・・どんな髪型でも美しい麗子ちゃんに似合ってるって・・その量が多くて綺麗なツヤツヤの栗色の髪の毛に似合わない髪型なんてないからね・・・」
風俗遊びの冗談っぽい軽い口調だが、私は心底そう思う。

”妻は足首まで伸ばしたストレートの髪を毎日アレンジして私を愉しませてくれる。
ボリューム満点の髪はその量の多さ故少し頭を大きく見せてしまうほどだが、ツヤツヤに輝く自然な光沢の明るい髪色のおかげで足首まで伸ばしても少しも重さを感じさせない。
その素晴らしい髪の毛を
「Jeyに色んな髪型で興奮してもらうことが最高に幸せなの・・・」
と、下ろし、編み、結び、纏めてくれる。
私にとって理想の美女が、自慢の髪の毛を様々にアレンジをしてくれるのだから似合わない髪型などあるはずもないのだ。”

「今日もこのセクシーなオープンロングを1本残らず俺のものにしていいんだよね?・・・」
腕を絡めてくる麗子の耳元で囁く。
浴室の前で早くもしなを作り、
「もう・・・いやらしい人・・・・1本残らず愛してね・・生まれたままのオープンロングヘアをいっぱい愛して欲しいの・・・」
ヘアゴムや髪留め等一切つけていない、私たちが「オープンロング」と呼ぶ下ろしただけの髪型の麗子は、潤んだ瞳で私を見つめて絡める腕に力を込める。
「今日もいっぱい髪の毛を愉しませてもらうからね・・」

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